文庫

2011 年 11 月 14 日
親子読書の輪を地域に広げよう  その文庫の出発点

   感動の陽だまり講演会・涙と反省と勇気をもらう (2011年10月)
 10月7日、文庫委員会主催の陽だまり講演会が下福岡集会所で開かれました。旧園舎が取り壊されてホールがなく、会場が不自由でしたが、50人あまりが参加して熱心に関根紀子さんの講演に耳を傾けました。とても感動的なお話で、たくさんの感想を寄せていただきましたが、その一部を紹介します。
 子育て講座の講師もされているという関根紀子さんは、親は目に見える子どもの成長に期待しがちだが、内面の成長は目には見えないと言うところから説き起こして、子どもは言葉を食べて心を成長させると、自分の子育ての体験を織り交ぜながら語られました。絵本の楽しさに触れられたのは、講演の最後と言ってもいい時間だったが、おそらく聞いた人みんなが深く納得したのではないでしょうか。もっとたくさんの方に聞いてほしかったです。(文中の写真は文庫委員の読み聞かせ活動の様子です)

 今回は素晴らしい講演会をありがとうございました。文庫の講演会ということで、“子どもに読むとよい本”の紹介のようなお話かと思っていましたが、全然違いました。
 関根先生はまず、先輩お母さんとして、悩み、葛藤しながら子育てをしている私たちの心を受けとめ寄り添いながら、お話をして下さいました。また、先生のあたたかい声と優しい話し方にも、聞いているだけでいやされ、心がホッとあたたかくなるような時間でした。
 先生のお話で一番印象に残ったのが『人間の親だけが、その声と言葉で子どもの見えない気持ちを抱きしめることができる』というところです。だから優しく美しい言葉で書かれた本を“親の声”で読むことで愛情を伝えていくことができるのだと分かりました。
 これからも、絵本の読みきかせはもちろん、家族とたくさん会話をしたり歌をうたったり、言葉のやりとりを楽しんで、子育てをしていこうと思いました。
 ありがとうございました。(ばった組 すぎうらたくや母)

 講演会が終わり、すこし日にちがたちましたが、よいお話のおかげで、日々の生活が少し変化しました。まず子供を愛して抱きしめてあげて下さいと言われ、忙しい日々の中で子供に対して「うるさいなー」と思うこともあり、独り言でボソっと言うこともあれば、子供に対して言ってしまうこともあったのですが、これは良くない言葉だっと思い、彼女が傷つくなっと思って、もう言ってません。いやいや、これがいつまで続けられるのかが不安ですが、また忘れた頃に、講演会を組んでいただいて初心にかえればいいかなっと思います。その機会をくださった、そのに感謝です。「子育ては親育て」っとはよく耳にしますがほんと、その通りですね。いつまでたっても人間は勉強ですね。私は今、子育て勉強中ですね。関根先生の人生の先輩としての子育てのお話、絵本での体験話と、とても勉強になり、また感動しました。もっと多くのそのママに是非とも聞いて欲しかったです。
 私もさっそく“よくきたね”“コッコさんのともだち”っとは購入させて頂きました。
 “よくきたね”の絵本なんかはたぶん関根先生にこの絵本のすばらしさをきかなかった、教えてもらわなかったら、「1才、2才の絵本だから、いーらない」って終わってしまったと思います。ほんと素晴らしい絵本ですね。
いっぱい読んで「いい子、いい子」っと日常の中では、なかなか言うことが少ない言葉なので、聞かせてあげたいです。
 もう1度、同じ話でいいので是非、関根先生のお話を聞きたいです。1度だけじゃ、耳にとまった言葉は、ほんの少ししかないですもんね。やはり、2度3度くらい聞かないと…。
感想を聞いて話すママさんが涙ながらに言うこの環境がとてもすばらしく思えました。そのママってすてきですね。文庫もすてきだし、ますますこの講演会で私もそのが好きになりました。子供もそのが好きですし。私も好きなんて、とってもすばらしいですね。
いつも感想文を書いていますが、文章がヘタで変な所だらけですが、それがイヤで書かないよりも、書いた方がいいっと思うのでダラダラ書いてます。
読みづらくてすいません。またの講演会を楽しみにしています。(ちゅうりっぷ組 奥田繭子母)

 関根紀子さんの優しい語り口調がとても心地良くて、あっという間の時間でした。
 公演会中、何度も涙が出て来ました。絵本の紹介だけでなく、子育て中のお母さんの心境も「ほんとにそう!」と思えたり「なるほど~」と思ったり、私にとって実りあるお話でした。絵本の紹介では「よくきたね」が子供に読んであげたいと思いました。子供は絵本の主人公になって「よくきたね、いい子いい子」と自分がほめられた気分になれる!っていうのが印象に残りました。普段ほめることのない、どちらかというとガミガミ言うばかりの私…。この絵本をきっかけに、言葉で子供を抱きしめてあげようと思いました。
もう一冊は「あーといってよあ~」。これは大人も楽しかったです。
 この日、布団と布団をまたいでのオネショをされ、干すものがたくさんありました。
関根紀子さんが「ここに来るのも大変だったでしょ。こういう日に限って子供は…」のような話をなされて、まさにわが家でした。(すみれ組 石井将貴母)

 今度は素晴らしい機会をありがとうございます。子育ての内容に共感し、始終ボロボロ泣いてしまいました。あまりにも心に響き、しばらく気持ちの整理がつかない程でした。
 先生も私と同じように子育てに悩み、子供のことを心から思うからこその言葉、今の自分の心の中と対話して頂いたようで、こうやって書いている今でも涙があふれて来ます。いかに普段、自分の中に溜めているものがたくさんあったのか、気付かされたように思います。でも、吐き出す術も無いので、もっと上手に気持ちの整理する方法を見つけなければなあと思っているところです。
 関根先生のたくさんの胸に残る言葉、この機会をつくって下さった方々に感謝しています。
 絵本の素敵な部分を改めて再確認できました。(きりん組 園児名:川瀬葵母)

 関根先生の温かくてやわらかい口調ながら力強いお話の内容にあっという間の時間でした。講演会後は、育児中の私達への応援メッセージを頂いたような爽やかな気持ちになりました。ありがとうございました。私は、6才、4才、1才の息子の母で、幼児期の育児真っ最中です。幼児期は人生の土台を作る時期で、まだ芽も出ていない根っこの部分という言葉が胸に響きました。まさに今、大事な根っこを育てているのですね。
 育児にキレイごとだけではすまされない母親の気持ちは、涙が出る程よくわかり、私も育児のドつぼにはまったこともあります。でも土の子6才まで振り返ればあっという間、下の子達もあっという間、この先もあっという間だろうな…1日1日を大切にしようと思い家に帰ると兄弟ケンカでまたカッときて。そんなくり返しの毎日です。
 絵本は良い。と聞きますが「何故良いのか?」がよくわかりませんでした。親としては、少しでも感性豊かになるように、だとか、もっと求めて国語力がつけば、など多くを求めてしまいます。『見えない自分の気持ちをお母さんの温かい声で抱きしめてもらえる。→ 生きていく自信になる。』勉強云々よりも一番大切なのは、自分で生きていく力ですよね。
 息子を子どものそのに入園を決めたのはたくましく生きていく力を身につけてもらいたいと思ったことを思い出しました。
 夜寝る前に絵本を読んでいますが、読む順番でケンカしたり、下の子が邪魔したりで時間が遅くなりで私はイライラして…でも読み始めると心が穏やかになる自分が良くわかります。絵本って不思議ですね。
 そのに入園してから、絵本が大好きになり、寝る前には必ず「読んで、読んで!」と言ってくれる時間をもっと大切にしようと思いました。
 素敵なお話をありがとうございました。(きりん組 田中大耀母)

 

 
 

能登さんの絵本の勉強会で私の感じたこと (2011年7月)
 

  (ひよこ組
今回に限らずどのお話の中にも、のとさん流のユーモア、人を引き込む話術、一度はぐっと胸に来て、涙をこらえるのに必死になる場面があり、自転車で30分来たかいがあったと思います。
 3歳前とはいえ、今まで親が絵本の内容をじっくり吟味して丁寧によみきかせていなかったな、と反省…。まず私がその絵本を読み込んで好きになることが大事なんだなと。日々の流れに乗ってしまい、じっくり子どもと向かい合うことも少し怠っていたなと。
 震災後、テレビをつける時間を減らしています。少しだけ家事は横において、静かな空間で、心地よいリズムの絵本やきれいな場面を描いた絵本、心に響く内容を、まず私が体験したいな、と思います。
 過度に子どもに期待せず、しかし親と子の触れ合いの中で、日常生活では味わえない絵本の世界を体験させてあげることが大切だと思いました。のとさんの紹介してくださった絵本からまず始めてみたいです。楽しみながら…。
 いつも母達のために心に響くお話、ありがとうございます。(ひよこ組 I)
子育てにも効率を求めてしまっている日々を少し反省しました。
 最近になって、やっとワクワクすることの大事さに気がつき、仕事もお金や待遇ではなく、ワクワクできるかで選ぼうと思うようになりました。子ども時代はワクワクの種を見つける大事な時、絵本の世界を含め、いろいろな世界を体験させてあげて、いつかいろいろな体験から一番ワクワクするものを選び取ってほしいなと思いました。
 また、最後に読んでいただいた本は、園児の姉と重なってしまい、泣いてしまいました。いろんな本を紹介していただき、ありがとうございました。(ひよこ組 N)
 

 (年少組)
今回はとても心に響くお話をありがとうございました。私は「子どもたちに本読んでみたいなぁ」という気持ちだけで文庫委員になりましたが、実際なってみると周りのお母さんより遥かに絵本の知識がない!「これ定番だよね」と言われても、私にとっては初めての本ばかり、作者の名前もみなさんよく知っているし…。そんな自分の知識のなさを、大の大人が母親のせいにして「うちのお母さん、きっと私に読み聞かせなんてしてくれなかったんだ。私、絵本の記憶なんてほとんどないもん、ちぇっ」なんて思っていました。
 しかし、能登さんのお話を聞いてから、子どものころ読んだ本の絵やらストーリーやら本棚のことまで思い出してくるから不思議です。
 それは多分、母親の愛情を感じたからだと思います。能登さんのお母様のお話を聞いて、私も自分の母の愛を改めて感じました。「絵本の読み聞かせは親の愛の延長線上のいとなみ」。まさにその通りで、母の愛を感じたから何十年前の絵本の事まで思い出せたのかなと思います。私も正しい愛で子どもたちに本をたくさん読んであげ泰と思います。今回は素敵な時間をありがとうございました。 P.S 歌をもう少し長く聴きたかったです。(なのはな組 H)
今回のとさんのお話で私も同じような状況がありました。絵本を集中して聞かず、先へ先へとページをめくってしまい、めくられぬよう読もうとすると、どこかへ行ってしまう。子どもがまだ小さい頃は、日々そのようなことがあり、読み聞かせるのは無理かなと思っていました。
 しかし無理に聞かせようとするのではなく好きなページの絵を見ているだけでも、絵本の楽しさの一つでもあり意味のあることなんだと納得させられました。
 今回の講演を聞いてつくづく絵本の深さを感じることができ、そして色々な絵本を紹介して頂いて子どもに読んであげたい本がたくさん見つかりました。ありがとうございました。(すみれ組 T)
園児の上に二人の卒園児がいながら初めての参加でした。司会をさせて頂きました。最初に能登さんの歌が聴けるかも知れませんと軽いお気持ちで喋ったのを覚えています。が、いざ聴くと何だか深いものを感じ涙が出てきました。今の私は情報に流され、子どもに対してぶれることもあり、こんなんでは残せる宝物なんて今はないと悲しくなりました。
 今回の勉強会で紹介された絵本に、子どもの頃好きだった「3びきのくま」がありました。3つのそれぞれの大きさの椅子やベッドの絵、大好きでした。懐かしくて嬉しかったです。(すみれ組 I)
私は一人っ子の母で「初そのデビュー」ですが、大変参考になりました。意外とみなさんが来ていないので、(もう第〇子とかでご存じなのかもしれませんが)なんか残念でした。
 今回能登さんの幼少の頃の話は大変面白かったです。戦時中ということもあり、知らないことが多く、「そうなんだ」と話に聞き入ってしまいました。
 読み聞かせというのは、お母さんが読むからこそ、子どもは読んでほしいのかなと思って、頑張って時間を作っています。パートにいっているので、時間に追われて、子どもをせかす言葉ばかり口にしがちです。いつも寝る前の絵本の読み聞かせも、初めはサラッと早口で読んでいた自分が、どんどん落ち着いてきて、また優しい母親に変身しているんですよね、いつの間にか。私の中では自分のためにも夜の就寝前の読み聞かせは必要なものになってきました。そんな魔力のようなものが絵本の中にはあると思います。これからも「もういいよ」って子どもに言われるまで読み続けたいと思います。(ちゅうりっぷ組 O)

 (年中組)
不覚にも涙してしまいました。
 こみ上げてくる涙を抑え切れませんでした。「おこだてませんように」を聞いていた時です。能登さんのお話の途中、何度か涙をこらえていたのですが、最後にこの絵本で、堰が切れてしまいました。
 先日、そのでお世話になっている娘が、おもちゃを片付けながら、2歳の弟に怒鳴っている声が聞こえてきました。「片付け
手伝わないんなら、かあちゃんはあんたにはありがとうって言ってくれないんだからね!」と。言われた弟は、分かっているのか、いないのか、「いやだ!」と彼なりに片付けていました。娘の意外な言葉にびっくりし、普段おざなりに、時にははき捨てるように言っていた「ありがとう」だっただけに、心が痛みました。
 子どもは大人の何気ない言葉にも心動かされているんだと反省し、子どもへの接し方を正したばかりの私には、「おこだてませんように」は、自分の子どものころとオーバーラップする部分と、母親となった今、子どもに接する部分が重なって、まさにリアルタイムの絵本でした。
 「子どもが絵本を読んでもらったことを覚えてなくていいんです」とおっしゃった能登さんの言葉は心に響きました。確かに英才教育や文学好きに育てるための読み聞かせではなく、親子で楽しい時間を共有する手段なんだと。「子どものため」なんて思ったら、ほんとうに「義務」や「仕事」担ってしまい、敏感な子どもはすぐに感じ取ってしまうんだろうなと思いました。
 昨年に続き二度目のお話、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。(ばった組 I)

親として子どものために良かれと思ってすることが必ずしもそうでないこと、無意識に親の本能でしていることが結果としてこどもの為になっていることが改めて気づかされました。
 わが子は本当にかわいいです。それでも日々の生活の中でついイライラしてしまうことがあります。昨日も朝、次女についイライラしてしまった後の能登さんのお話、中でも最後の「おこだてませんように」の読み聞かせは涙が出てきてしまいました。あの後、保育に預けていた次女を大急ぎで迎えに行き、抱きしめてしまいました。
 あの絵本は子供の気持ちを描いた、おとなに対しての絵本でもあると感じました。絵本は子どもだけのものではないことも改めて感じました。とても充実した時間をありがとうございました。(ばった組 H)
今回初めて絵本の勉強会に参加しました。
 能登さんの子ども時代のお話を伺い、お母さんが語ってくれた昔話が本好きになった原点だったんですね。私も幼い頃の記憶が曖昧なのですが、たまに会う母が孫たちに絵本を読んでくれている姿を見て、自分もそうやって読んでもらっていたのでしょう。忙しい合間に相手をしてくれた母に感謝しています。
 能登さんのお話で、頭の中でイメージができる、簡潔明瞭なストーリー、起承転結がしっかりしている、子ども目線で共感できるものが良い本だと分かりました。子どもに本好きになってほしいという思いが先行し、本をたくさん読んであげる事だけに意識が向いていたようです。本の楽しみ方もそれぞれのようなので、今回紹介していただいた本も含めて、良い本を読んで生きたいと思います。(ちょうちょう組 Y)
小さい頃好きだった本は「ぐるんぱのようちえん」でした。今でも絵や話をよく覚えていて、でも自分で持っていたわけではなかったのに、何度も読んだことがあるので、きっと図書室で読んだのだと思います。
 毎日の事よりめったにない事の方がよく覚えているということでしたが、祖父がよく言っていた平家物語の冒頭部分や短歌を覚えていた事も思い出しました。もしかしたら母も本を読んでくれていたのかもしれません。私はあまり一生懸命読み聞かせをしているわけではありませんが、子どもたちもそうなのかと思うと少しさびしくなりました。

 能登さんが読んでくださった「おこだてませんように」は絵本コーナーでいつも気になっていたものの未読でした。上の子ばかり怒っているなと気づかされました。これは子どもに読ませたらどんな反応を示すか気になりました。(みつばち組 Y)
 


 


 


 


 


 


 


 


   年長組
なぜかいつも都合が合わず6年目にして初めて参加させていただきました。娘がそのに入園し、絵本の読み聞かせの大切さは実感してきましたが、私自身が子どもの頃は両親から読み聞かせをしてもらった記憶は全くありません。能登さんが言われたように忘れてしまっているのか…?と思い、母に確認したところ、「そんな事はしていない」とあっさり言われました。
 その代わりか、小学校低学年の頃から本を読むのが好きでした。私が通っていた旧・上福岡第一小学校となりに図書館があり、そこの木造と本のちょっとカビ臭い匂いが好きでよく行っていたのを覚えています。読書好きはいまでも変わっていません。無性に本が読みたくなると、仕事の手を休めて読んでしまったり…でも時間があって何もやることがなくても読む気分ではない時は読まなかったり…。そんな思いは子どもも同じなのかナと思っています。
絵本の読み聞かせは大切。一日一冊は!と分かっていても、私は子どもの気持ちを大切にしています。「ママ、この本読んで」と言ってくる時はきっと本を読みたい時なのだと思い、黄のすむまで読んであげます。私から「本、よもうか」と声をかけても「いまはちょっと…」と断られた時は諦めます。これがよい方法なのか?分かりませんが…。
20年後、30年後、子どもたちが大きくなった時に「お母さんからこんな本を読んでもらったなぁ」と少しでも記憶に残ってくれたら嬉しいです。そうはいかないようですが…。よい本をこれからもたくさん読んであげたいと思います。素敵なお話をどうもありがとうございました。(くま組 S)


    2010年度の能登さんの絵本勉強会の感想









  

n-1 (年長組)
 去年まで仕事の都合で行くことができず、年長にして初の参加となりました。
絵本の選び方や、そのの文庫の歴史、また能登さんの絵本への関わりを聴けて、本当によかったです。あらためて絵本の魅力や大切さを実感しました。
また、絵本を超えて、母親としてどう子どもと関わり、育てていくのか、ということも考えさせられました。もっと子どもの視点を大切に、寄り添っていかないとなあ…と反省。
 最後に能登さんに読んでもらった「Someday」には涙腺をやられてしまいました。親のための絵本ですね。いつか娘が親になった時、同じように感動できるよう、私ももら
った両親の愛情を、しっかり伝えていこうと思います。 (らいおん組 K)

 今回の絵本勉強会で、その文庫が近くに図書館がなく、注文しないと絵本が買えないなど、絵本の普及が未発達だったころに設立され、お母さんたちの力で受け継がれてきたことを知りました。
 忙しい現代、大人も子どもも時間に追われて生活していますが、夜眠る前の数分でも、親子で絵本を読み、ゆったりとした時間を過ごす大切さを、改めて感じました。
 下の子が生まれ、夜絵本を読むこともままならない日がありましたが、これからは工夫して、できるだけ毎日読んであげたいと思いました。
 能登さんから、絵本は読んだからってすぐ何か成果が出るわけではない、長い目で見ることが大切との話がありましたが、全くそうですね。ついつい目に見える成果を求めがちな自分を反省しまn-2した。紹介していただいた本の中には読んだことのない本もたくさんありました。これから少しずつ読んであげたいです。(きりん組 F)
 今回でこの講演会に参加するのは3回目になりますが、「子どもたちが実際本と向き合っている姿とお話される内容を比べながら聴いてみよう」と思いながら参加しました。
 上の子はシリーズで読み比べていくのが好きで、文庫で借りてくるものも、そういったものが多いです。5月と6月に借りてきたものもシリーズで、読んでいるうちに前の本と今の本の挿絵の違いを言ってきました。私は前の本にその絵があるのすら忘れていて驚いたのですが、「大人は字を読むけれど、子どもは本を絵でも読んでいる」というお話があり、なるほどと思いました。
 下の子は”お気に入り”の本を何度も読むタイプで、短いお話の絵本などは親子ですべて覚えてしまうほどです。同じ本ばかりで飽きないの?と思っていましたが、そういう読み方をする子もいるというので、それでいいのだと安心しました。
 二人それぞれ好みの本が違うので、読んであげるのも大変なのですが、なるべく上手に時間を作るよう努力します。今回は貴重な時間をありがとうございました。 (きりん組・すみれ組 S)

 今日は質問してみたいことがありましたが、ちょうど能登さんがお話の中で言っていたので、よかったです。(子どもの好きな本と自分の好きな本が別なので、どうしたらと思っていました)。
 確かに同じお話があるかもしれませんが、去年聴きたかった所と今年聴きたい所が違うので毎年発見があると思います。また、大切なことはずっと変わらないし、毎年初めて参加するお母さんが来ているので、お話は同じでいいと思います。そして今年も、去年と同じ反省点を指摘されました。(「自分だって眠くないときは寝られないでしょ?」)下を向いて聞いていました。
 司会の方から、小学校に行ってそのの絵本の活動が生きているとお聞きして、嬉しいような、しっかり聞かなきゃと思いました。今年は年長なので、小学校の読み聞かせも視野に入れて聞いていたので、「いつもちこくのおとこのこ」みたいに、大きい子向けの本が少しでも入っていてよかったです。来年もう聞けないのが残念です。ありがとうございました。 (くま組 O)
 


 


 


 


 


 


 


 


 


 

 












  (年中組)
 とてもいいお話を聞かせていただきました。子どもを産んでから今までの間、絵本の読み聞かせの大切さについては、度々目にしていましたし、自分なりにある程度理解していたつもりでいました。でも、こうして実際に絵本の話を聞いてみると、今までの理解がいかに浅かったかがよくわかりました。
 私自身は絵本は好きなほうで、よく図書館へ行ったりするのですが、よくよく考えてみると、それは母や祖母のおかげもあるのだなあと思います。大人になってからは思い出せないほど小さかった頃に、母が語りかけてくれていたいろいろなお話や歌。それらは今の私の中に目に見えない宝としてあるんだなと思いました。
 絵本を通して、私の子どもにも、目には見えないけれど大事なものを伝えていけたらいいなと思います。そしてまた、その子どもへと伝わっていくと、とても素敵だなと思いました。(とんぼ組 U)

 お話を聞いて、改めて絵本を読むことの素晴らしさを確認できました。子どもたちが絵本の世界に入った時のドキドキ、ワクワクした顔を見るのが好きで、本棚を増やして本もどんどん増えてきました。おっしゃるように“つながりのない本”や“いつも突っかかる本”があります。子どもたちが好きで何度も読む本でも、いつも同じところで子どもなりの疑問の残る本があります。「子どもの目線ではない」という部分だと思うのですが、それでも好きなので何度も読むのです。でも、それでもいいんだと納得しました。
 それからBabyの子に読んだ「りんごころころ」。その子はある一場面が好きだったんですよね? 自分自身がそういう「一場面が好きで覚えている本」のあることに気づきました。実は子どもを妊娠中、こぐまちゃんシリーズを全巻そろえました。私が子どものころ好きだったからです。でも読んでみると「つながりの薄さ」に「何で好きだったのか?」とずうっと思っていました。「こぐまちゃんとみずあそび」を読んだ時、水の粒の絵を見て「そうか。私はこの“水の絵”が好きだった! ただそれだけだったんだ」と気づきました。
n-3 子どもたちに本を読むことは、きっと豊かな心を育ててくれるという思いもありますが、自分自身の子どもだった時の気持ちを思い出して、懐かしくなる時もあります。いつか子どもたちも、何十年後かにいまの思いを思い出せる来るといいなと思います。そんな気持ちを持てるよう、これからもたくさん読んであげたいです。 (とんぼ組 T)

 大学時代に児童文学で少しだけ絵本について勉強したことがありましたが、今回の能登さんのお話のほうが何倍も分かりやすく、大変勉強になりました。こんなに必死になってメモを取ったのは久しぶりでした。
 そのに入園させる前も、もちろん読み聞かせはしていたのですが、なぜ大切なのか、どんな絵本がいいのかもよく分からず、ただ漠然と読み聞かせていたので、本選びも随分適当でした。でもクラスだより等で読み聞かせの大切さを教えて頂き、自分の中で少しずつ選ぶ本が変わって着ました。
 そして今回の能登さんのお話しを聞いて、いい絵本の選び方、絵本の読み方、量をこなせばいいのか?等、これまで読み聞かせについて抱いていた疑問が解決しました。また、能登さんと絵本との関わりについての話も、とても興味深かったです。私も子どものための絵本図書館を作ってあげたい!と思ってしまいました。
 お忙しい中、このような素晴らしい勉強会を開いていただきありがとうございました。 (とんぼ組 H)

 本日はありがとうございました。私は今回で3回目となりますが、いつもご家族とのエピソードやお母さまとのお話がとても好きです。心が暖かくなります。
 私の父は図書館に勤めていましたが、一度も本を読んでくれたことはなく、本の楽しさを私たち兄弟に言った事もなく、昨年の秋に亡くなりました。本をたくさん読める環境にあったのに、私はそこまで本が大好きという訳でもなく、楽しい思い出もなくて、能登さんうらやましいなと自分に後ろめたい気持ちを持っていました。
 しかし、今日のお話を伺いながら、“そんな気持ちは持たなくていい。私だって純粋に本を読めば楽しいと思う”という気が強くしました。そういえば実家に父が残した古本もたくさんありますし、子どものころ絵が渋くて読まなかった(今日紹介された)本も今から読んでみたいと思いました。
 娘との読み聞かせは、今娘の「なんで、なんで?」に遮られ、停滞気味ですが、これからはうまく対応しつつ楽しみたいと、とても前向きな気持ちにさせられました。 (みつばち組 Y)

 昨年に続き2度目の参加だったが、前回同様楽しく、興味あるお話、改めて絵本の大切さを感じた。その出毎日本を読んでもらい、家でも寝る前に読んでいる。絵本を読むことで想像力がつき、遊びにも反映していると実感したのは、弟とおうちごっこをしていて、いろいろな言葉が出てきたり、いろいろな場面だったり、想像の世界で遊んでいたから。読み聞かせの効果は、これからも少しずつ出てくると思うので、じっくり読んでいってあげようと思う。
 そういえば昨年までは絵本選びにとても悩んでいたが、今はあまり悩まなくなった。なぜ悩まなくなったのか、考えてもよく分からないのだが…。楽しいお話、ありがとうございました。 (ちょうちょう組 M)

 私の小さい頃、家にはどなたかのお古のグリム童話集の1冊しかなかったように思います。そういう本は能登さんも言われたように簡潔すぎて、絵が気に入った「おやゆびひめ」の所しか記憶にありません。母よりも5歳上の姉にたまに読んでもらったと思います。
 私自身はお話の世界は大好きで、当時は「おはなしの国」が人形劇でよくやっていて、「日本昔ばなし」「グリム童話〇〇」など、テレビで再放送されるたびに見ていました。残念ながら私はたくさんのお話をTVで知りました。でも、TVは絵本と違って、大好きなページを開いてじっくり絵を見る事が出来ないし、絵のりんごをパクパク食べてしまうことも出来ないんですね。今毎晩子どもたちに絵本を読んで寝かせていますが、子どもたちは本当、何回も読んでいるうちに、絵本の絵の隅々まで目が行くようになり、発見するんですね。そしてまた新しい空想の世界へ浸ります。
 我が家の絵本に、今後どのようなものを足していったらいいか分からなかったので、能登さんの話が聞けてよかったです。一番印象に残ったのは「お母さん絵本はあまりよくないものが多い」「本を読んだからといってすぐいい子になるわけではない」「一緒に絵本を読む時間を楽しむこと」「そういう日々を過ごした結果は後の後になって分かるものだ」といった言葉です。貴重な一日をありがとうございました。 (ちょうちょう組 K)

 (年少組)
n-4 親子で絵本を読む時間が、その時、そしてお互いの人生をも豊かで温かいおもいでとなるのだなあと、能登さんの体験や関わりあった親子のエピソードから感じました。
 子育てに悩んだり不安になって書店へ行くと、たくさんの育児に関する本が並んでいますが、中にはマニュアルやテクニックで語られているものが多々あり、違和感を覚えていました。今回お話を聞きながら、やはり道は遠くとも子どもをよく見て、肌を合わせて読み聞かせを続け、毎日の幸せな時間を重ねていく方が見通しは明るいぞと信じることが出来ました。
 具体的なお話の中には、子どもの成長に寄り添ったストーリーの選び方や色や形を子どもたちがどう認識して思い描いているのかなど勉強になることがたくさんありました。“7歳までは夢の中”と聞いたことがありますが、そのでも家庭でもいろいろな絵本との出会いから自由にお話の世界を旅して、心を耕してドキドキしてほしいなあと思います。
 束の間、ゆったりとした時間が過ごせて、絵本を読んでくださる声に久々感性を取り戻し、光合成をした気分です。貴重なお話をありがとうございました。 (すみれ組 S)

 どう絵本を選べばいいのかお話を聞き、よく分かりました。「ねないこだれだ」や「こぐまちゃん」シリーズなど、家にもある本で、私は好きな本だったのですが、あまりおすすめできないという事に驚きました。
 これからは質問なのですが、うちの子はウルトラマンの本が好きで毎日見ています。これは読み聞かせには向いてない本だと思うのですが、本人が好きなら読んでもいいのでしょうか? 内容はいろいろなウルトラマンの名前や必殺技の解説なので、今日聞いた話にあてはまらないものです。
 最後に今日のお話を聞き、子どもに本を読んであげたくなりました。 (すみれ組 H)
 
 我が家にある絵本の多くは、三十年以上も前のものです。主人や弟妹たちが子どもの頃にとっていた「こどものとも」を実家からもらってきました。なので、今は読まれていないものが多いのではないかと思っていましたが、今回の勉強会に出席して、古い本でも読んでいいんだなあと安心しました。
 能登さんが読んでくださった本は、前のほうに座っていたこともあって、ついつい字を追ってしまいました。先日、家で主人が子どもに読んでいるのを一緒に見る機会がありました。知っているストーリーなので一切字を見ないで聞いていると、見慣れた絵のはずなのに、新たな発見がありました。それで、何度も「読んで」という子どもの気持ちが分かった気がしました。
 絵本の話とは別ですが、「繭を煮る臭い」のこと。近くに座っていた方も反応されていたので、他にも知っているいる方がいるのだなと思ったのですが。私の出身地は養蚕が盛んでした。母の実家も養蚕をしていて、納屋一面の蚕棚に無数の蚕が桑の葉をシャワシャワと音を立てて食べている様子は、幼少期の恐怖体験の一つです。桑畑に入って桑の実を食べたりもしました。近くに養蚕試験場があり、その周辺は繭を煮る物凄い臭いがしていました。あの臭いも恐怖体験の一つです。
 紹介された本で、まだ読んだことのないもの、特に表紙しか知らないものを、夏休みに読んでみようと思います。タイザンボクの花の香りを嗅げたことも、参加した収穫の一つでした。 (なのはな組 S)

 能登さんのお話、とても心に響きました。今回初めてお話会に参加したのですが、どの絵本も紹介されたその場で「読んでみたい」と思いました。特に「アフリカのたいこ」は文庫の部屋に立ち寄ってじっくり読んでみたいです。
 ほかに私が興味を持ったのはモノクロのものです。色彩はもちろん大切だと私も思いますが、能登さんの言葉で「形(かたち)」が大切と改めて感じました。それと「いつもちこくのおとこのこ」は、今の私の感覚に”すとん”と着ましたので、購入します。うちの息子は絵本が大好きで、能登さんのお子さんと同じくらい何冊も何べんも読まされます。寝る体制になってから5冊は読むので、寝転がりながら読むことにしました。能登さんの経験談、参考にさせていただきます。このお話会の日から、おなかの赤ちゃんがはっきりと動くのが分かりました。ピクッピクピクッと。能登さんのお話を一緒に聞いていました。これからも楽しいお話聞かせてください。ありがとうございました。 (なのはな組 H)
 「なつかしいなあ、あ、それも知っている」と、能登さんが紹介される絵本に、自分が幼かった頃に読んでもらった記憶のあるものがたくさん出てきました。今回の講演を聞きながら、絵本とたくさん触れ合う機会を与えてくれた両親、そして昔話をたくさん聞かせてくれた祖父母に感謝の気持ちがこみ上げてきました。
 絵本を読んでもらえて、昔話がたくさん聞けて育ってきた自分の環境を当たり前のように思ってきましたが、自分が親になってみると、その“当たり前”を子どもにしてあげるのは結構簡単ではないんだと感じています。
 うちではテレビを見せないので、「絵本読んで!」は毎日何十回と言われます。また能登さんのお話の中にありましたが、うちの子たちは布オムツです。子どもとの触れ合い、かかわりは大事にしなくちゃいけないと思って、挫折しないで、何とかやってきていますが、楽なほうへ逃げてしまいたい衝動に駆られます。しかし、きっと長い長―い眼で見たら、いいことあると信じ、能登さんのお話を励みに、これからもがんばっていこうと思いました。どうもありがとうございました。 (れんげ組 I)

 

   陽だまり講演会ひらく
bunko 2009年10月14日、中村柾子先生(青山女子短期大学講師)を招いて、文庫委員会主催の「ひだまり講演会」が開かれました。  中村先生は東京・豊川保育園長を経て保育学生の指導の仕事につかれただけあって、絵本の選び方、与え方が具体的で、実践的、お母さんたちも「あっ、そうか。そうだよね」と、納得のいく話がいっぱいでした。しかも、言葉を覚え始めたころの赤ちゃんに与える絵本、幼児期を迎えてからの絵本のちがいも、子どもの発達を踏まえたお話で、とても勉強になりました。 
  陽だまり講演会の感想から
 すばらしいお話をありがとうございました。大変勉強になりました。1才の娘に図書館で借りてきた本を読み聞かせていましたが、途中で遊び出したり、本を閉じてしまったり・・・。早速「くだもの」を読み聞かせてみたら、食べるマネをして楽しむことができました。子どもの成長に合った本選びというのは、すごく大事だなぁと実感しました。また、親はどうしても子どものためになる本、役に立つ本を選びがちですが、開放感のある、子どもが息抜きできるようなユーモラスな本も時には必要だというお話もとても勉強になりました。子どものために・・・というよりは親子で一緒に絵本を楽しむという気持ちで読み聞かせをしていきたいと思います。
 昔話や言葉遊びの本、科学本、物語など幅広いジャンルの絵本を紹介してくださり、私自身、もっともっといろんな絵本が読みたくなりました。 ありがとうございました。
(たんぽぽ組 T)

 能登さんの絵本の話に続き、絵本について話を聞くのは2度目になるが、絵本は本当に奥が深いと感じた。遊び込める子は読書が好きという話、とても納得ができた。子どもには沢山遊んで、沢山絵本を読み、本が好きになってもらいたいと思った。毎日寝る前に絵本を読んでいるのが決して絵本好きではないような・・・。やはり絵本選びが重要になってくる。私は与えるタイミングがずれてしまったのか…? 弟もいることだし、もう一度最初から選び直していこうと思う。そして昔話も大切にしていこうと思う。
 中村先生の話を聞けて本当に良かったと思う。話の内容はもちろん、先生の暖かな口調・表情に私の心も暖かくなったような気がします。ありがとうございました。
(なのはな組 M)
 
 ひだまり講演会、とても良いお話を聞くことができました。ありがとうございました。
 今年は文庫委員になり、クラスの子ども達にも絵本を読み聞かせるとても幸せな時も経験することができ、とても充実し楽しんでます。
 子どもと家で読む絵本、クラスで読み聞かせる絵本。いつも絵本選びは楽しみながら、悩んだり…先生から絵本選びの大事さを学びました。物語をよく語る確かな絵、歯切れのよい日本語、自分の好み、色あい、ストーリーで選んで絵本を与えてきましたが、具体的にこのような本が本当の絵本なのだという選び方が分かりました。
 絵本の世界は先生のおっしゃった視点でみてみると、何と奥深い本物がある世界なのでしょう。子どもだけではもったいない! これからも子どもと一緒に楽しんでいきたいと思います。
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みつばち組 N)

 小学校で読み聞かせのボランティアをしています。今すごく恵まれていて図書整理の方も図書担当の方もとても熱心で図書室も本や小物がステキにディスプレイしてあるんですよ。
 おかげで昨年は前年の3倍もの貸し出し数になり、今年は一日2冊まで借りられるようになって、さらに数を伸ばしています。しかし先生方は今度は借りる本の内容を充実させようと、声かけしたり、蔵書を少しずつ好ましい本に差し替えたりと努力されてます。
 すごいですよね。私たちのボランティアもその卒園児のお母さんが中心になって活動し9年目になるそうです。そのでの下地があってこそ私たちは自信を持って本を選び、子どもたちに届けることが出来るのだと講演会に出席してあらためて思いました。
一生かかっても読み切れない本や情報…子どもにも選ぶ目、心を育ててあげたいと思います。
 (
みつばち組 N)

 ずっとずっと聞いていたいお話でした。先生の声もとても優しくて、癒されて、ホッとして…勉強になって素敵な時間でした。
 本について知らないことだらけでした。童話・昔話・イソップ物語、すべて内容が短いモノばかりを買っていました。そして私も本当のお話を知らないなぁ…今度子どもと一緒に読んでいきたいと思います。
 自分でも探していこうと思いますが、どのような本が本当の物語なのか教えて頂けるとうれしいです。意味のなさそうな本も『良い』と言うのもびっくりです。今までなんとなく私が拒否していたような気がします。
 本物の本を読んで、いろいろな分野の絵本を試してみたいと思います。絵本を見る・読むことが嬉しく、楽しみになりました。
  (
きりん組 T)

 毎年楽しみにしています。成長段階ごとの読み方について、また物語絵本・昔話・科学絵本・ナンセンス絵本などの様々なジャンルの本に出会わせることの必要性などのお話を興味深く聞かせて頂きました。
 現在、小学校で読み聞かせのボランティアをしていますが、4~6年生は自分で読めるからという理由で、学校側から読み聞かせを断られています。読み聞かせの良さを伝えても自分で読むことと、読んでもらうことは同じことなので、高学年への読み聞かせは必要ない。という答えが返ってくるばかり。どうしたものか、実際にはどうなのか…悩んでいる所でしたので、中村先生のお話からたくさんのヒントを頂き嬉しく思いました。先生のお話では、自分で読めるようになった子の中に「かいけつゾロリ」のようなマンガ絵本から抜けられない子どももいて、周りの大人が他の絵本を差し出してあげることによって、幼年童話に移行する手助けができるとのことでした。
 読み聞かせは普段、自分で選ばないような本に出会うチャンスにもなる。そんなきっかけになるなら、是非学年を問わず読んであげたい。という思いを強くしました。中村先生は本でたくさんの人々と出会い、知恵をもらうし、葛藤のある時には本に支えられるとも話して下さいました。


この年の夏、お母さん有志10人あまりで図書サークルが発足し、絵本や地域文庫の見学などをした後、蔵書わずか200冊でスタートしました。そのころはまだ一般の書店に良い絵本は並べてありませんでしたが、保育室では岩波書店や福音館の絵本を取り寄せて活用していました。そうした絵本を常備して家庭に貸し出し、親子読書を広めていこう、炉ばたで聞いた昔話のように、良い絵本の読み聞かせは親子の心のふれあいを深めることになるのではないか、というのが開設の趣旨でした。
文庫の第一日(昭和42年の記録)
昭和42年12月4日
待ちに待った朝。壁の大きな桃色のきりんの絵が子どもたちを迎える。次々に年長組がやってくる。どの子も目を輝かせて書架を見てまわる。先生が「好きな本を」というが早いか、わっと群がって本をとる。自分で選べない子は一人もいない。それからが大変、全部の本を見なく
てはとばかり、片っ端から手にとる。帰りがけに「ぼく、十五も見ちゃった」というので吹き出してしまった。(「文庫日誌」より)
◇・・・・・・◇・・・・・・◇
図書サークルのお母さんたちが5年間、文庫を育ててくれた後、もっとみんなでとクラスごとに文庫委員を選ぶようになりました。それは今も続いています。
文庫活動は、先生と子ども、子どもとおかあさん、子ども同士の間に、遊びと生活の中で絵本を共有する楽しさをもたらしました。「文庫」にいけばすぐ手の届くところにある豊富な絵本は、子どものそのの保育カリキュラムやその実践にも大きな影響を与えました。また、読み聞かせの確かな手応えを通して、子どもを見るお母さんの目も変わっていったのです。
私たちのまちで、保育現場に組織的に絵本をもち込んだのは「子どものその」が最初です。しかも、それが親子読書の輪を広げるお母さんたちの運動として進められたことに大きな意味があるのではないでしょうか。

  09bunko   文庫の活動がスタート

 5月25日、文庫の貸し出しは年少組(3歳児)からスタートしました。文庫委員のお母さんに読んでもらったのは、
  ●れんげ組「たまごのあかちゃん」
  ●なのはな組「おにぎり」
  ●ちゅうりっぷ組「たまごのあかちゃん」
  ●すみれ組「かぶさんとんだ」
  ●たんぽぽ組「こぐまちゃんのどろあそび」
 でした。それぞれ文庫委員のお母さんが、やさしい声で呼んでくれました。毎日何回も、保育室で先生に絵本を読んでもらっている子どもたちは、絵本のおもしろさが少しは分かってきているのかも知れません。友だちのお母さんに読んでもらうのも、とても喜んで静かに楽しく聞くことができました。
 初めて読み聞かせ活動に参加したお母さんたちは、「子どもたちのキラキラした目が印象的でした」。「初めての読み聞かせでしたが、みんな静かに聞いてくれました」。「静かだけれど反応がないわけではなく、しりくまちゃんが倒れたところなどは息をのんでいる緊張感が伝わってくるようでした」と感想を記録して、家庭に報告しました。
 貸し出し期間は一週間、絵本は家庭にとどまってお母さんやお父さんに読んでもらいます。毎日読んで下さいね。読んであげてこそ、絵本は意味があるのです。
 

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・   親子読書の輪を地域に広げよう  その文庫の出発点
 
 子どものその文庫ができたのは1967年(昭和42年〕、開演3年目の暮れのことでした。 
 この年の夏、お母さん有志10人あまりで図書サークルが発足し、絵本や地域文庫の見学などをした後、蔵書わずか200冊でスタートしました。そのころはまだ一般の書店に良い絵本は並べてありませんでしたが、保育室では岩波書店や福音館の絵本を取り寄せて活用していました。そうした絵本を常備して家庭に貸し出し、親子読書を広めていこう、炉ばたで聞いた昔話のように、良い絵本の読み聞かせは親子の心のふれあいを深めることになるのではないか、というのが開設の趣旨でした。

bunko・・・文庫の第一日(昭和42年の記録)

・・・・・・昭和42年12月4日

 

待ちに待った朝。壁の大きな桃色のきりんの絵が子どもたちを迎える。次々に年長組がやってくる。どの子も目を輝かせて書架を見てまわる。先生が「好きな本を」というが早いか、わっと群がって本をとる。自分で選べない子は一人もいない。それからが大変、全部の本を見なくてはとばかり、片っ端から手にとる。帰りがけに「ぼく、十五も見ちゃった」というので吹き出してしまった。(「文庫日誌」より)

◇・・・・・・◇・・・・・・◇

図書サークルのお母さんたちが5年間、文庫を育ててくれた後、もっとみんなでとクラスごとに文庫委員を選ぶようになりました。それは今も続いています。
文庫活動は、先生と子ども、子どもとおかあさん、子ども同士の間に、遊びと生活の中で絵本を共有する楽しさをもたらしました。「文庫」にいけばすぐ手の届くところにある豊富な絵本は、子どものそのの保育カリキュラムやその実践にも大きな影響を与えました。また、読み聞かせの確かな手応えを通して、子どもを見るお母さんの目も変わっていったのです。

私たちのまちで、保育現場に組織的に絵本をもち込んだのは「子どものその」が最初です。しかも、それが親子読書の輪を広げるお母さんたちの運動として進められたことに大きな意味があるのではないでしょうか。

 
 関根紀子さんの優しい語り口調がとても心地良くて、あっという間の時間でした。
 公演会中、何度も涙が出て来ました。絵本の紹介だけでなく、子育て中のお母さんの心境も「ほんとにそう!」と思えたり「なるほど~」と思ったり、私にとって実りあるお話でした。絵本の紹介では「よくきたね」が子供に読んであげたいと思いました。子供は絵本の主人公になって「よくきたね、いい子いい子」と自分がほめられた気分になれる!っていうのが印象に残りました。普段ほめることのない、どちらかというとガミガミ言うばかりの私…。この絵本をきっかけに、言葉で子供を抱きしめてあげようと思いました。
 もう一冊は「あーといってよあ~」。これは大人も楽しかったです。
 この日、布団と布団をまたいでのオネショをされ、干すものがたくさんありました。関根紀子さんが「ここに来るのも大変だったでしょ。こういう日に限って子供は…」のような話をなされて、まさにわが家でした。(すみれ組 石井将貴母)

 

今度は素晴らしい機会をありがとうございました。子育ての内容に共感し、始終ボロボロ泣いてしまいました。あまりにも心に響き、しばらく気持ちの整理がつかない程でした。

先生も私と同じように子育てに悩み、子供のことを心から思うからこその言葉、今の自分の心の中と対話して頂いたようで、こうやって書いている今でも涙があふれて来ます。いかに普段、自分の中に溜めているものがたくさんあったのか、気付かされたように思います。でも、吐き出す術も無いので、もっと上手に気持ちの整理する方法を見つけなければなあと思っているところです。

関根先生のたくさんの胸に残る言葉、この機会をつくって下さった方々に感謝しています。

絵本の素敵な部分を改めて再確認できました。(きりん組 園児名:川瀬葵母)

 

関根先生の温かくてやわらかい口調ながら力強いお話の内容にあっという間の時間でした。講演会後は、育児中の私達への応援メッセージを頂いたような爽やかな気持ちになりました。ありがとうございました。私は、6才、4才、1才の息子の母で、幼児期の育児真っ最中です。幼児期は人生の土台を作る時期で、まだ芽も出ていない根っこの部分という言葉が胸に響きました。まさに今、大事な根っこを育てているのですね。

育児にキレイごとだけではすまされない母親の気持ちは、涙が出る程よくわかり、私も育児のドつぼにはまったこともあります。でも上の子6才まで振り返ればあっという間、下の子達もあっという間、この先もあっという間だろうな…1日1日を大切にしようと思い家に帰ると兄弟ケンカでまたカッときて。そんなくり返しの毎日です。

 絵本は良い。と聞きますが「何故良いのか?」がよくわかりませんでした。親としては、少しでも感性豊かになるように、だとか、もっと求めて国語力がつけば、など多くを求めてしまいます。『見えない自分の気持ちをお母さんの温かい声で抱きしめてもらえる。→ 生きていく自信になる。』勉強云々よりも一番大切なのは、自分で生きていく力ですよね。

息子を子どものそのに入園を決めたのはたくましく生きていく力を身につけてもらいたいと思ったことを思い出しました。

夜寝る前に絵本を読んでいますが、読む順番でケンカしたり、下の子が邪魔したりで時間が遅くなりで私はイライラして…でも読み始めると心が穏やかになる自分が良くわかります。絵本って不思議ですね。そのに入園してから、絵本が大好きになり、寝る前には必ず「読んで、読んで!」と言ってくれる時間をもっと大切にしようと思いました。
 素敵なお話をありがとうございました。(きりん組 田中大耀母)

 

 講演会が終わり、すこし日にちがたちましたが、よいお話のおかげで、日々の生活が少し変化しました。まず子供を愛して抱きしめてあげて下さいと言われ、忙しい日々の中で子供に対して「うるさいなー」と思うこともあり、独り言でボソっと言うこともあれば、子供に対して言ってしまうこともあったのですが、これは良くない言葉だと思い、彼女が傷つくなと思って、もう言ってません。いやいや、これがいつまで続けられるのかが不安ですが、また忘れた頃に、講演会を組んでいただいて初心にかえればいいかなっと思います。その機会をくださった、そのに感謝です。「子育ては親育て」とはよく耳にしますが、ほんとその通りですね。いつまでたっても人間は勉強ですね。私は今、子育て勉強中ですね。関根先生の人生の先輩としての子育てのお話、絵本での体験話と、とても勉強になり、また感動しました。もっと多くのそのママに是非とも聞いて欲しかったです。
 私もさっそく「よくきたね」「コッコさんのともだち」を購入させて頂きました。「よくきたね」の絵本なんかは、たぶん関根先生にこの絵本のすばらしさを聞かなかったら、「1才、2才の絵本だから、いーらない」で終わってしまったと思います。ほんと素晴らしい絵本ですね。いっぱい読んで「いい子、いい子」っと日常の中では、なかなか言うことが少ない言葉なので、聞かせてあげたいです。
 もう1度、同じ話でいいので是非、関根先生のお話を聞きたいです。1度だけじゃ、耳にとまった言葉は、ほんの少ししかないですもんね。やはり、2度3度くらい聞かないと…。
 感想を聞いて話すママさんが涙ながらに言うこの環境がとてもすばらしく思えました。そのママってすてきですね。文庫もすてきだし、ますますこの講演会で私もそのが好きになりました。子供もそのが好きですし。私も好きなんて、とってもすばらしいですね。(ちゅうりっぷ組 奥田繭子母)

  

  

 能



  1. らび
    2009 年 8 月 18 日 21:40 | #1

     中2になった娘に、「記憶に残っている絵本は何?」と聞いてみました。
    すると親が想定していた絵本のではなく、、、、、

    「はらぺこアオムシ!」

     内容はあまり覚えていないようで、「色々な物を食べるんだよね。」くらい。しかし、何と言っても色が印象に残っているとの事。それは私も分かります。しかし、内容は簡単な物だし、まさか一番に出てくるとは思いませんでした。今、美術関係が好きな娘は小さい時から始まっていたのかと思ったりしました。

     そんな話をしていると、色々な絵本の事を娘が言い出しました。こんな絵本もあったでしょ。あれはこれは、なんだったっけ?と絵本の話に花が咲きました。私は、一番下の娘は絵本の読み聞かせは手を抜いたかなと思っていたのですが、娘と話していて、そうではなかったとほっ。

     大きくなっても娘と話が出来るのも、小さい時に娘と一緒に絵本を読んでいたからなんだと嬉しく思いました。絵本は母(父?)の温もりであり、子どもにとってとっても重要な栄養になっていたのですね。いつも同じ絵本を読んでいたので、よく様々なアレンジをして楽しく絵本の時を過ごしていた物でした。まぁ、偶に眠くて途中で絵本をパタンとしてしまったりしていましたが。(笑)

     夏休み記事が少なく、コメントが無いので、ちょっと我が家のことを書いてみました。

    お父さんたち!! こんな楽しい事を、お母さんにだけさせないで、お子さんと絵本を読みましょう。
    (誰も見ないかな?こんな所にコメントしても???)

  2. 川ガキ
    2009 年 8 月 21 日 20:44 | #2

     見てますよ~らびさん

    我が家も絵本が沢山あります。結構自分も読み聞かせやりましたよ。

    最近やってないな~ 

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